車の基本的なメンテナンスとも言えるエンジンオイル交換をしました。
私の車は28万キロの走行距離があり、オイル交換をこまめにやってきています。長い距離を乗れるのもオイル交換メンテナンスの賜物です。そんな重要なオイル交換について正しいやり方や注意点についてまとめてみます。
エンジンオイルとは
エンジンオイルとはエンジン内部に封入されたオイルです。エンジンオイルには金属部品の摩耗部の潤滑、冷却、防錆、密閉、洗浄作用などの役割があります。一般的に3000km~5000kmが交換時期とされています。エンジンオイル交換を怠ると、エンジンの寿命を著しく低下させてしまいます。こまめな交換が必要となります。
準備するもの
- 新しいオイル
- オイルジョッキ
- 新しいパッキン
- 13mmメガネ
- オイル受け皿
- パーツクリーナー
- ウエス
・新しいオイル
エンジンオイルには外気温度や粘度があり適正なものを選びます。私の場合は取説にある0W-20のオイルを使用しています。過走行車は粘度の高いオイルを選ぶことで密閉性を向上させられます。燃費は落ちますが。
・オイルジョッキ
オイルジョッキに新しいオイルを移し、そこからエンジンへ供給します。エンジンオイル量にあったものを選びましょう。私は3.2リットル使用しますので4リットルのジョッキを購入しました。また、ノズルは長いほうが使いやすく、おすすめです。
・新しいパッキン
ドレンボルトを外した際に新しいパッキンが必要となります。一度使用したら再使用は禁止ですので必ず準備して交換をしましょう。オイル漏れの原因となり、あとあと後悔することになりかねません。
・13mmメガネ
こちらも車種により様々ですが、ドレンボルトを外す際に13mmのメガネを使用します。力が必要なので長めのものがあると楽です。
・パーツクリーナー
オイルが付着したままだとオイル漏れした場合に気づき難くなります。オイルパンやドレンボルトをパーツクリーナーで清掃します。
・オイル受け、ウエス
エンジンオイルを抜く際に必ず受け皿を準備しましょう。エンジンオイル量に対して受けきれる容量の受けが必要です。ふき取り用のウエスも必ず準備しましょう。
エンジンオイル交換手順
- 車体下にオイル受け皿を準備する
- ドレンボルトを開ける
- オイルフィラキャップを開ける
- 新しいエンジンオイルを少し入れる
- オイルパン、ドレンボルトを清掃する
- ドレンボルトに新品のパッキンを装着する
- ドレンボルトを締める
- 新しいエンジンオイルを入れる
- オイルフィラキャップを締める
- エンジンを1~2分暖気運転する
- オイルレベルゲージでオイル量をチェックする
交換後のオイルの処分は?
交換後に排出されたエンジンオイルは必ず適正な方法で処分しましょう。地方自治体の捨て方に従うか、ガソリンスタンドに持っていけば回収してくれるところもあります。下水や河川には絶対に流さないように。廃油は産業廃棄物ですので不法投棄になってしまいます。
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