初心者でもできる車のタイヤ交換

DIY

タイヤ交換って自分でできないの?無資格でやっても大丈夫なの?

と疑問に思う方がいると思います。

結論から言うと可能です!

タイヤ交換エンジンオイル交換は整備士資格を取得していなくても

自分で実施することができます。

逆にタイヤ以外の足回りエンジンの分解などといった作業は

資格がないと作業できません。

また、タイヤ交換を自分で実施するからには責任が伴います。

自分自身だけでなく周りにも迷惑をかけてしまう可能性が出てきます。

そうならないためにも、やると決めたからにはしっかりとした準備を行いましょう!

タイヤ交換作業前に準備するもの!

  1. ジャッキ
  2. 十字レンチ
  3. 手袋
  4. ボックスソケット(各車ナット適合サイズ)
  5. トルクレンチ(あると望ましい)

基本的に上記1~2の工具があれば交換が可能です。

タイヤのナットを締める際にはトルクレンチを使用するのが望ましいです。

ナットには締付適正トルクがあり、緩すぎたり、締めすぎを防止できます。

ボックスソケットはトルクレンチで使用します。

安全のため手袋はしましょう!

タイヤ交換をしよう!

準備とやる気を整えたら、作業を始めましょう。

タイヤ交換の手順

  1. 車を安全な場所に停車させる
  2. タイヤナットを緩める
  3. 車体をジャッキアップしてナットを外す
  4. タイヤを外し、新しいタイヤを取り付ける
  5. ナットを仮締めする
  6. 車体を下ろし、ナットを本締めする

項目ごとに説明します。

1.車を安全な場所に停車させる

まずは、車を平坦で安全な場所に移動させましょう。

十分な作業スペースが確保でき、周りに迷惑がかからない場所が好ましいです。

また、車体をジャッキアップするということは、車体が傾くということですので

必ず平坦な場所で行いましょう。坂道や砂利のある場所はNGです。

サイドブレーキもしっかりかけましょう。

2.タイヤナットを緩める

ジャッキを車のジャッキポイントに当て、軽く持ち上げます。

タイヤが回らない程度(地面と軽く接触)の状態で

十字レンチを使用し、ナットを少しだけ緩めます。

これを行うことでハブボルトへの負担を減らすことができます。

3.車体をジャッキアップしてナットを外す

車体をゆっくりとジャッキアップさせていきます。

ジャッキポイントから外れそうになっていたり、ジャッキ自体が傾いてしまっている場合は

一度下ろして再チャレンジしましょう。ケガや事故を起こさないためにも。

ジャッキアップ後はタイヤを車体の下に入れておくと有事の際も安心です。

タイヤが浮いたら、緩めておいたナットを外します。

4.タイヤを外し、新しいタイヤを取り付ける

タイヤをしっかりと持ち、外していきます。

タイヤはインチにもよりますがかなり重いので気を付けましょう。

新しいタイヤを取り付ける前にタイヤや車体側の接地面を清掃しておきましょう。

砂やホコリが付着していると挟んだ状態になってしまいます。

清掃が済んだらいよいよ新しいタイヤを装着します。穴にハブボルトを合わせていきます。

(筆者は非力なのでここで腕がプルプルする)

5.ナットを仮締めする

新しいタイヤを取り付けたらナットを仮締めしましょう。

タイヤがガタガタしない程度にレンチで軽く締めます。

ポイントは締めていくナットを対角線上の順で行っていくことです。

均等に締まっていくようイメージしながら行いましょう。

6.車体を下ろし、ナットを本締めする

すべてのナットの仮締めが完了したら、車体をゆっくりと下ろしていきます。

(タイヤを挟んでいた人は忘れずに回収してくださいね)

ジャッキを引き抜き、ナットを本締めします。

この時もバランスよく締めていくために対角線上に締めていきます。

力加減ですが間違っても全体重をかけたり、レンチを足で踏んで締めたりはしないようにしましょう。

ハブボルトの破損につながります。

トルクレンチをお持ちの方はその車体にあった適正トルクでの締付を行いましょう。

↑※トルクレンチが正しい作業方法です。

ここまでで一連の作業は完了です!

残り3本のタイヤもがんばって交換しましょう。慣れてくれば20分~30分で作業できてしまいます。

最後に!

タイヤ交換お疲れさまでした。

すべてのタイヤ交換作業が終了したら走行テストもしておきましょう。異音がしないか、車が異様に曲がって進んでいないかなどチェックしておきましょう。走行テストがOKであれば、再度ナットの締付け確認をしておくとさらに安心できます。

自分でタイヤ交換をしてみてどうだったでしょうか。私は初めてタイヤ交換を自分でおこなったとき、なんだか達成感を感じられてうれしかったのを覚えています。

タイヤ交換の工賃は他の整備に比べ、微々たるものかもしれませんが、自分で行うことによって車へ理解が深まります。また、スタッドレスタイヤに履き替えが必要な冬場ではショップやスタンドが混み合っていたりします。待ち時間が数時間~数日なんてこともあります。そんなとき、自分でタイヤを交換するという選択肢があることで、時間を有効に利用することができます。いい運動にもなるし!

これからの方はぜひタイヤ交換のDIYをおすすめします!

動画もございます!

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